自動車学校で働くために必要な資格とは？

自動車学校で働くために必要な資格とは？

運転が得意な人は、その技術を仕事に活かすことも考えてみてはいかがでしょうか。
運転の技術を教えるなら自動車学校の教官になることも考えたいところです。
自動車学校で働くなら、どのような資格が必要なのかも知っておきましょう。
まず、普通免許は欠かせないものですが、それだけでは教官になることはできません。
就職前は普通免許だけでですが、就職後は指定自動車指導員の国家資格を取得する必要があります。
入社後は、働きながら指導員を目指すことになります。
指導員になるには、勉強に励み審査を受け合格しなくてはなりません。
運転の技能が優れていることはもちろん大切ですが、道路交通法をしっかりと理解していること安全運転の知識を持っていることも大切です。
筆記試験では６つの科目にすべて合格する必要があります。
不合格の科目があっても1年間は合格した科目が有効になるので、不合格の科目のみを再受験することもできます。
21歳以上で受験する車種の運転免許証があれば、運転経歴が少ない人も受験可能です。

自動車学校の教習コースに用意されている設備

自動車学校の教習コースは、その学校の敷地などによって広さが異なります。
教習コースの面積やデザインなどはそれぞれ違いがありますが、設備についてはほぼ同じものが用意されているのも特徴でしょう。
コースの外側をぐるりと囲む外周は車の運転に慣れるためにも多用され、スピード制御や基本的な運転などを学びます。
敷地内の外周を回ることから距離も長く、しっかりとした運転を身につけられるようになっています。
また、内部には交差点や踏切、坂道なども用意されており、路上と同様のルールでの運転が可能です。
自動車学校の実技の中でもクリアが難しいS字カーブ、方向転換と縦列駐車用のスペースなどはある程度慣れた生徒が使用します。
縦列駐車は自動車学校を卒業した後に停車するためにも必須となっており、バックで方向を操りながら駐車する感覚を身につけることができます。
コースの利用時には教官が同乗し、ポイントやミスなどを指摘してくれるはずです。